噴火警戒レベルとは
日本は火山大国と言われていますが、最近は特に火山の噴火が活発におこっています。
被害に遭われる方もでてきており、今後も火山の噴火活動に関しては、十分に警戒しなくてはいけません。
ニュースなんかでよく「噴火警戒レベル」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、これは危険性のレベルを表したものです。
しかし、どのレベルの時に、どんな行動をとらなくてはいけないのか、よくわからない、また、誤った認識をしている方もいると思いますので、それにいて調べてみたいと思います。
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噴火警戒レベルとは
日本には噴火の危険がある活火山が110もあります。
その中で、より活動的になり、近くに住む住民の方が避難する必要があると判断された場合に、危険度により5つのレベルに分けて、避難勧告などがなされるわけです。
まず、最も低いレベル1の場合は、「噴火予報」と呼ばれます。他の4つは全て「噴火警報」と呼ばれ、まだ警告と呼ばれるような状況には達していないので、危険度は低いと言えます。
この場合は危険があるのは火口内だけとされているので、登山も可能です。
レベル2から「噴火警報」となり、この場合は火口内と火口付近が危険とされています。
まだ登山は可能ですが、火口周辺は規制がひかれ、立ち入ることはできません。
レベル3は、居住地域の近くまで危険が及ぶ可能性があると判断された時に発令され、ケースによっては入山規制がかかります。
レベル4は、居住地域に危険が及ぶ可能性が高くなる噴火がおこりそうな時に発令されます。
避難準備や、避難時に援護が必要となる方への避難指示がでますので、それに従い行動する必要があります。
レベル5は「噴火警戒レベル」の最高レベルになります。
住地域に危険が及ぶ可能性が高い噴火がおこった時、またその可能性が極めて高い時に発令されます。
この場合は、支援が必要になるならないは関係なく、近くに住む全ての住民が避難しなくてはいけないケースもあります。
まとめ
レベル4とレベル5の場合、避難が必要なエリアや避難方法も発表されますので、しっかりと情報を確認しましょう。
日本列島の下はプレートの境目が多く、また、環太平洋火山帯の上にあるので、地震や火山噴火の危険とは今後も向き合っていかなくてはいけません。
特に津波の被害が起こり得る地域や、火山のあるエリアに住んでいる方は、普段からそれらが発生した場合に、具体的にどのように行動しなくてはいけないかを認識しておきましょう。
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