廃車の手続きは意外と簡単
2016/09/18
不要になってしまった自動車に今後も乗る予定は無いけど、手続きが大変そうで放置したまま、と言う方も多いかも知れません。
車を廃車手続きをせずに放置したままにしてしまっていると、忘れた頃に自動車税の請求が来てびっくりしてしまうこともあります。
廃車手続きと言うのは実は非常に簡単なもの。
この機会に、自宅の駐車場で眠ったままになってしまっている車の廃車をしてみてはいかがでしょうか?
廃車手続きに必要な書類
廃車手続きに必要な書類として、
・車検証
・自賠責保険証
・前年度分の納税証明書
・リサイクル券
・印鑑
が挙げられますが、車検証や自賠責保険・納税証明書などは車検の際にも必要になってくるものなので馴染みがありますよね。
あまりイメージが湧かないのが「リサイクル券」ですが、車にはエアコンのフロンガスやエアバックなどの廃棄が困難な部品が使用されています。
フロンガスやエアバックなどの廃棄料金は、自動車を購入した人が支払うことが義務付けられており、支払いをされた証明としてリサイクル券が発行されます。
多くの場合は車検証入れ等に入ったままになっているリサイクル券ですが、廃車の際にリサイクル券が無いと、リサイクル料を支払わなければならないケースがあります。
リサイクル料は約1万円程度のものではありますが、廃車をするのに無駄なお金を出すのはバカバカしいですよね。
また、印鑑については普通車と軽自動車の廃車の場合で少し違いがあります。
軽自動車の場合は、申請依頼書と呼ばれる書類に認め印を押印するだけで大丈夫なのですが、普通車の場合は印鑑証明書が必要になってきます。
申請依頼書に押印する印鑑も当然実印での押印が必要になります。
実際の廃車手続きは??
書類が準備出来たら実際の廃車手続きですが、解体証明や車検証の返納などの手続きは少し複雑なので、業者に依頼するケースがほとんどではないでしょうか?
廃車業者に依頼する場合は、書類を業者に渡しておけば手続きは代行してもらえます。
費用的にも、多くの業者で廃車手数料無料で行ってくれますので、まずは様々な業者の手数料を比べてみましょう。
廃車の流れとしては、
・車を解体する
・解体証明証と、用意した書類を陸運局に持ち込み車検証を返納する
・自動車税が支払い済みな場合は自動車税の還付手続きをする
・車検の残がある場合は、重量税の還付手続き、自賠責保険の還付手続きをする
と言う流れを、業者が代行してくれますので、廃車に当たってすることと言えば、書類を用意するだけなのですね。
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