明善高校の午睡。昼寝で進学実績アップ

2015/10/21 2016/09/18

福岡県にある進学校、明善高校をご存知でしょうか？
この明善高校は昼寝を取り入れることで進学実績や部活の大会成績を伸ばすことに成功しました。

なぜ昼寝をすることでそのようなことが可能になったのでしょうか？
これを知っておくと、自身やお子さんの成績アップ、仕事効率アップに役立つかもしれません。

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明善高校が取り入れた昼寝”午睡”で進学実績アップ

福岡県の進学校、明善高校。
こちらの高校では、昼休み時に15分間”午睡”と称する昼寝時間を2005年より設けています。

午睡の導入により、

・東大、京大をはじめとする難関大学への進学実績アップ
・部活動の県大会実績の向上

といった成果が出ています。

午睡の効果

午睡を導入した明善高校は、その効果を調査しており、明善高校のHPに記載しています。
以下にその効果を引用します。

(1)自然の眠気のリズム、昼食、睡眠不足のために午後2～3時には眠気が生じる。この眠気は動くと軽減し、安静にすると増強する。特に5時間目の授業中や終了後に眠気を感じる人には必要。
(2)午睡をすることによって眠気が軽減し集中力ややる気が高まる。
(3)午睡は無理に眠らなくても良い。5分間閉眼して安静にしているだけでも効果はある
(4)午睡は浅い眠りが良い。深く眠ると目覚めた後にぼんやりして覚醒しづらいし、夜の睡眠は浅くなり、寝付きも悪くなる。そのため15分程度で横たわるより椅子に座り、机に伏せて寝る姿勢がよい。
(5)毎日昼食後に午睡を行うことによって昼夜のメリハリのあるリズムが確立し夜の睡眠も深くなる。

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睡眠の専門家・内村直尚教授が語る昼寝の有効性

明善高校の午睡導入には、明善高校出身である久留米大学医学部の内村直尚教授が関わっています。
内村直尚教授は睡眠の専門家です。

午睡が進学実績や部活動成績の向上に役立っているというのは、医学的根拠があるということです。

人間は生理的に午後2時～4時が眠くなる

のだそうで、眠くなる前に短い睡眠をとることで午後の眠気を抑える効果が出るということです。
少し眠ることで眠気がとび、結果として午後の活動が活発になります。

午後にしっかり活動できるということは、午後の消費エネルギーが大きくなりますので、夜にグッスリ眠ることにも繋がります。

これが昼寝が有効である理由です。

まとめ

短時間の昼寝をすることで、午後のパフォーマンスを上げることが出来るというのは、勉強だけではなく仕事でも知っておくと役立てることが出来ますね。
勉強の成績を上げたい方、仕事の成績を上げたい方、昼寝をしてみてはいかがでしょうか？

福岡にお住まいの方で高校受験を考えておられる方は、明善高校への進学を考えてみるもの良いかもしれませんね^^

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