コーヒーはコレステロールを減らし動脈硬化予防に。
2016/09/18
スポンサードリンク
私は毎日朝食時にコーヒーを飲みます。
眠気をとばしてスッキリして1日を始めるためです。
仕事の合間にも、眠い時はコーヒーを飲むことがあります。
このように、眠気覚ましにコーヒーを飲むという方は多いのではないでしょうか?
しかし、コーヒーを眠気覚ましに使うだけでは勿体ないのです。
実は、コレステロールを減らし、血管を柔らかく保つ効果があるのです。
ギリシャの長寿で有名な島ではコーヒーが飲まれている
ギリシャのイカリア島をご存知でしょうか?
イカリア島は長寿の島として有名です。
イカリア島の90歳以上の高齢者の割合は、ヨーロッパ平均の実に10倍にもなるのです。
イカリア島の長寿の秘密は何だったのでしょうか?
2013年にイカリア島の住人とコーヒーに関する研究がなされ、
コーヒーをよく飲む年寄りは血管が柔らかく保たれている
ことが判明しました。
コーヒーを飲む量が250ml未満の人に比べ、コーヒーを450ml以上飲む人は血管の柔らかさが50%以上柔らかく保たれていたのです。
スポンサードリンク
コーヒーが血管の柔らかさを保つ理由
イカリア島でコーヒーを飲む人の血管の柔らかく保たれていた理由は何のなのでしょうか?
これにはコーヒーに含まれているフェルラ酸が大きく関わっています。
通常、血管の壁にたまったコレステロールはマクロファージが掃除してくれます。
ただし、マクロファージはコレステロールを食べすぎると亡くなってしまい、これが動脈硬化の原因になるのです。
そしてフェルラ酸には、このコレステロールを食べすぎておかしくなったマクロファージに再び元気を取り戻すという作用があります。
つまり、動脈硬化の原因を取り除いてくれるのです。
コーヒーの摂取量と心臓病のリスク
コーヒーの摂取量と心臓病で亡くなるリスクのデータによると、
1日に0杯の人を1.00とすると
1杯未満 0.90
1~2杯 0.77
3~4杯 0.64
と、飲むコーヒー量が多いほど、心臓病のリスクが低くなっています。
コーヒーにはやはり血管を柔らかく保つ効果があるようです。
ただし5杯以上は1.00より大きいというデータ(ただし少数のため統計的に有意かは不明)もあり、飲みすぎないは良くないかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
コーヒーはカフェインによる眠気覚まし以外にもフェルラ酸による動脈硬化予防の力もあったのですね。
これからはもう少しコーヒーを飲むようにしたいと思います^^
スポンサードリンク
関連記事
動脈硬化予防、血糖値低下、抗酸化作用の秋野菜
秋野菜には健康に役立ち様々なパワーを持ったものがあります。 ここでは、動脈硬化予 …
くるみの新効能。摂取量は?
スポンサードリンク くるみは健康に良い とはよく言われますが、どのような効能があ …
金縛りの解き方
人生の中で何度も金縛りに合う人もいれば、一生経験する事のない人もいます。 しかし …
脳梗塞の前兆-主治医が見つかる診療所
スポンサードリンク 突然襲ってくる脳梗塞、コワいですよね。 でも脳梗塞がおこる前 …
金縛りの原因は?
体を動かすことが困難になる怖い金縛りですが実はオカルト的なものではなく、睡眠障害 …
こむら返りの原因
スポンサーリンク こむら返りという聞きなれない言葉ですが、よくスポーツをしている …
耳年齢とは。モスキート音による耳年齢チェック
スポンサードリンク 皆さんは「耳年齢」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? …
びわ茶の効能
びわ茶とは びわ茶の元なるものは、バラ科のビワ属のビワの葉となります。 びわの葉 …
血管疾患、心筋梗塞、脂肪肝、かぜ予防の秋野菜
秋野菜には血管疾患、心筋梗塞、脂肪肝、といった成人病関連の予防に役立つものがあり …
アサイーが貧血に効果があるって?本当?
アサイーボウルなどで人気が出たアサイーというフルーツ。 実はこのアサイーの実は非 …
- PREV
- 静電気除去の方法
- NEXT
- くるみの新効能。摂取量は?