日本三大花火大会の一つ土浦花火大会とは

2015/10/02

日本にはたくさんの花火大会と呼ばれるものがあるのですが、そのうちの一つに土浦花火大会というものがあります。ちなみに、土浦花火大会とは呼ばれているのですが、正式名称は土浦全国花火競技大会と呼ばれる競技会です。日本三大花火大会、日本三大競技花火大会の一つとなっています。

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土浦花火大会とは

土浦花火大会が開催されるのは、毎年10月の第1日日曜日となっています。
10月は秋なのですが、この時期に開催される花火大会として数少ないものとなっています。
スターマインの部、10号花火の部、そして創造花火の部という3部門構成となっています。
毎年80万人超の見物客が訪れる、日本三大花火大会の中では唯一都市圏での開催となっています。

土浦花火大会の歴史

土浦花火大会の歴史について紹介します。
1925年に、霞ケ浦海軍航空隊との親交があった、新治郡土浦町の神龍寺24代住職が、私財を投じて航空戦で亡くなった方を慰める趣旨の花火大会を霞ケ浦の湖畔で行ったのが始まりとされています。
第2次世界大戦の際には中止されましたが、その後再開されましたが、住職の財産が無くなると共に中止の検討がされました。
その後は、日本煙火工業会によって、運営が行われたこともあり、日本三大花火大会に数えられるようになりました。
1959年には、速射連発の部が設けられており、これが独立した分野として見られるきっかけとなっています。

土浦花火大会の開催概要

土浦花火大会が行われる会場は、桜川にかかる茨城剣道24号土浦境線、学園大橋付近下流側河川敷において、打ち上げ時間は18時から20時30分までとなっています。
荒天の場合には延期されることがあり、2006年には実際1週間の延期がありました。
雨天でも開催はされるのですが、本来は花火審査が目的であり、これに影響が及ぶことが懸念されています。
2013年にはこの審査ができなかったことがあったほどです。

競技大会については、事前選考を行わない、業者の指定もないという自動エントリーとなっています。
このおかげでたくさんの参加者が集まっており、様々な形式の花火が商いような組み合わせで披露されたうえでの審査が行われます。
全てのエントリー打ち上げ花火が終わった時点でエンディング花火として、7号玉を大会の回数分打ち上げを行っています。

花火大会はこのような感じです。