動脈硬化予防、血糖値低下、抗酸化作用の秋野菜
2016/09/18
秋野菜には健康に役立ち様々なパワーを持ったものがあります。
ここでは、動脈硬化予防や血糖値の低下、抗酸化作用を高める秋野菜をご紹介します。
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秋野菜タマネギは動脈硬化予防に役立つ
タマネギは春が旬ですが、タマネギ生産量日本一の北海道においては、タマネギの旬は秋になります。
というわけで、タマネギはある意味秋野菜といっても差支えないでしょう。
このタマネギに含まれるケルセチンという栄養素は血管年齢を大幅に若返らせることが出来ます。
ケルセチンには活性酸素を抑える働きがあります。活性酸素は血管を拡張させてくれる一酸化窒素の働きを抑えてしまいますので、活性酸素の働きを抑えることは、血管が詰まるのを抑えることに繋がるのです。
タマネギには全ての食材において最も多くケルセチンが含まれています。
1週間タマネギを剥いて日光にあてると、タマネギに含まれているケルセチン量は4倍になるので、より多くケルセチンをとりたい方はタマネギを日光にあててみてください。
タマネギのケルセチンを逃さずしっかり摂取するためのポイントは油で揚げることです。
秋野菜紫イモは血糖値低下に役立つ
紫イモに含まれるアントシアニンは血糖値を下げてくれます。
肝臓ではαーグルコシダーゼという酵素が糖を分解して体に吸収しやすくしています。
アントシアニンはこのα-グルコシダーゼの働きを弱めるので、糖が分解されず、体に吸収されにくくなり、その結果として血糖値が下がります。
アントシアニンは水溶性のため、アントシアニンを逃さず摂取するためには汁までとれる調理をすると良いです。
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秋野菜ブロッコリースプラウトは高い抗酸化力を持つ
ブロッコリースプラウトとは、水耕栽培させたブロッコリーの新芽です。
ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは抗酸化力が桁違いです。
スルフォラファンの抗酸化力持続時間は3日間です。
抗酸化作用の代表格ビタミンCの抗酸化力持続時間は3時間ですので、まさに桁違いの持続時間と言えます。
そのほかにも、ピロリ菌を減少させてくれますので、胃ガンリスクも下がります。
さらにメラニン色素を作るチロシナーゼという酵素を抑える働きがあるので、シミを出来にくくする効果も期待できます。
スルフォラファンを摂取する際のポイントは
生で食べること
よく噛むこと
です。
加熱をすると酵素の働きが弱まるので注意しましょう。
よく噛むことで、ミロシナーゼと混ざって抗酸化力が高まります。
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「林修の今でしょ!講座」情報をベースに記事作成しています。
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