残暑の時期と残暑見舞いのマナー
残暑見舞いなどもあることから、残暑という言葉を耳にしたことがないという方はいないでしょう。
一般的に残暑は暑さが残る9月中旬などのことを指すことが多いのですが、9月の初旬だ、終わりだという声も聞かれます。
そこで、今回は残暑の時期についていったいいつなのかということを調べてみました。
残暑の時期とはいつ?
テレビの天気予報などでも頻繁に残暑という言葉は使われます。しかし、明確にどの時期を示しているのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。
気象用語では8月8日頃の立秋から9月20日あたりまでの秋分の時期を指すようです。
確かに、9月中旬から終わりにかけては暑さも残っているためこうした表現でも良いと思うのですが、8月8日近辺はまだまだ夏真っ盛りという気もしますが、以前はこの時期になると残暑だと認識されていたのでしょう。
一応、現在でも立秋から秋分にかけて残暑と呼ばれます。
残暑見舞いを出す時期は?
仕事における取引先や仲の良い友人、知人、お世話になった恩人などに残暑見舞いを出すという方も多いはず。
しかし、いったいいつ出せば良いのかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
基本的にはさきほどご説明したとおり立秋以降が時期として該当しますから、立秋から秋分にかけて出せば良いでしょう。
基本的には暑中見舞いと切り替わるのは立秋が境目となります。
立秋以前に出すのは暑中見舞いとなりますから注意しましょう。
遅すぎても早すぎてもダメということですね。
残暑見舞いのマナー
基本的なフレーズをいくつか覚えておくと役立ちます。代表的なものとしては、「暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか」が挙げられますが、ほかにも「立秋のころ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。」でも良いでしょう。
まずは定型の挨拶を述べ相手の身体を気遣う、そのあとに自分の近況を伝えてから最後にもう一度相手のことを気遣って終わる、というのが一般的な流れと言えるでしょう。
見舞いのお手紙を送る際には文章の流れも大切ですが、時期を逃さないことも重要ですから覚えておきましょう。
まとめ
残暑の時期について調べたのでご紹介しましたがいかがだったでしょうか。9月20日あたりは確かに暑さが残るという表現でも良いような気がしますが、8月前半はまだまだ暑いので残暑と呼べるようなレベルではないですよね。
しかし、一応形の上では8月8日あたりからこう呼ばれていますから、ぜひ覚えておいてください。
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