スモモとプラムの違いについて
2015/08/30
甘くてジューシーな味わいが人気のスモモやプラムですが、そもそもスモモとプラムって似ていますよね?
見た目も味も似ているのに、呼び名がどうして違うのかと疑問に感じた方も多いのではないでしょうか?
そこで、ここではスモモとプラムとの違いについて調べてみることにしました。
スモモとプラムの違いとは?
独特な味わいが魅力的なスモモとプラムですが、実はまったく同じ果物なのです。
スモモは大きく分けると中国原産の日本スモモと西洋すももとに分けることができます。
スモモを英語でプラムと呼ぶわけですね。
つまり、結論としてはスモモとプラムはまったく同じ果物で、英語ではプラムと呼ぶというだけのことなのです。
日本においてのスモモは主にそのまま新鮮な状態で食べることが多いのですが、西洋スモモはジャムやコンポートといった加工品に用いられることが多いです。
スモモやプラムの歴史
西洋すももの歴史は比較的古く、紀元前にはヨーロッパのさまざまな地域で栽培されていたと言われています。その後アメリカの地に渡り、カリフォルニアですももの栽培が盛んになりました。
ちなみに、日本スモモはプラムですが、西洋すももの場合はプルーンと呼びます。
日本のすももですが、これは中国産のものが奈良時代に渡ってきたと言われています。
古事記や日本書紀といった古い文献にもその存在が確認されていますから、意外と古い時代から存在していたのです。
また、すももが日本で栽培されるようになったのは明治に入ってからのことです。
スモモの種類について
日本でもっともたくさん栽培されているすももは大石早生と呼ばれる品種です。恐らく多くの方が一度は口にしたことのあるすももはこの品種ではないでしょうか。
ジューシーで清涼感溢れる味わいが特徴的で、スーパーや果物店で簡単に購入できます。
ソルダムも日本では比較的たくさん栽培されている品種で、甘い味わいの中に酸味が加わっていることが大きな特徴と言えるでしょう。
1900年代にアメリカから伝わったと言われていますが、正確なことは分かっていません。
まとめ
スモモとプラムが同じものだったとは驚きでしたね。ただ、先ほどもお伝えしたように、日本すももと西洋すももとでは違いがありますから注意しましょう。
あくまで日本すももは中国原産の品です。
個人的にもすももとプラムの違いがよく分かりませんでしたから、今回調べてみて同じものだと分かりました。
これからは呼び方に迷うこともありませんね。
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