黄桃と白桃の違い
2016/09/17
黄桃と白桃の違いについてご存じの方は少ないのではないでしょうか。
普段からよく桃を食べるという方なら味の違いなども分かるかもしれませんが、ほとんどの方は区別がつかないかもしれません。
そこで、ここでは黄桃と白桃の違いについて調べてみましたから、今後の参考にしてください。
黄桃と白桃の違いについて
黄桃と白桃の違いを簡単に説明すると、品種が違うということになります。
桃の一種には違いないのですが、品種が違うため味や見た目も異なっています。
基本的にモモは白肉種と呼ばれる白桃と、黄肉種と呼ばれる黄桃に分けられます。
果汁がたくさん含まれ、ジューシーな味わいを楽しめるのが白桃で、やや固くて缶詰などの加工品用に栽培されているのが黄桃になります。
つまり、缶詰に使用されているのはほとんど黄肉種で、ギフトやお見舞い用の果物籠、生食用に販売されているものの多くは白肉種と考えて良いでしょう。
白桃の歴史や代表的な品種
白桃と一口に言っても実際には複数の種類が存在します。代表的な桃としては、岡山で1899年に誕生した純粋な白桃のほか、1932年に作られた清水白桃、1971年に誕生した川中島白桃などが挙げられます。
整った姿とジューシーで甘みのある味わいが特徴的で、果樹の女王と呼ばれることもあります。
見た目も白にほんのりと加わったピンク色が美しいコントラストを描いており、目で見て楽しめる果樹の一つとも言えるでしょう。
完熟していないうちは実も柔らかすぎないため輸送にも適しています。
黄桃の代表的な品種
従来では缶詰用の黄桃が多くを占めていましたし、缶詰用の加工品として生産されることが普通でした。
しかし、近年では生で美味しく食べれるゴールデンピーチなども誕生していますから、従来のイメージを大きく覆すことにも成功しています。
現在ではこのゴールデンピーチがもっとも代表的な品種ではないでしょうか。
黄桃はその名の通り、黄色の彩が強い見た目をしています。
日本では桃というと白桃のイメージがありますが、世界的に見ると黄桃のほうが認知度が高い状況です。
サイズは大き目で、風味や食感も白桃とは異なります。
まとめ
二つの桃の違いは品種による違いのようです。私はどちらかというと缶詰の桃をよく食べていたのですが、あれが黄桃というわけですね。
また、白桃の中にもいろいろな種類があるということに驚きです。
今後スーパーで果物売り場を歩くときには少し桃に注目してみると面白いかもしれませんね。
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