赤坂日枝神社は狛犬ではなく何故猿?
2016/09/17
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東京の赤坂にある日枝神社は商売繁盛、社運隆昌、安産、縁結び等で有名な神社です。
日本三大祭りの1つである、山王祭を行う神社でもありますね。
赤坂にあるだけあって神社のバックに高層ビルを見ることができ、なんだか不思議な感覚を覚え、私はそれが好きだったりもします。
さて、この日枝神社、通常狛犬がいるところに猿がいることでも有名です。
そして当然ながら
「何故狛犬ではなく猿?」
と疑問に思ってしまう人も多いです。
赤坂神社はなぜ狛犬がいるところに猿がいるのか?
今日はこのことについてお話ししていきますね。
赤坂にある日枝神社の総本社は比叡山の日吉大社
![赤坂日枝神社](http://useful-jp.com/wp-content/uploads/2016/01/7ad59f26eb8eec05a625d30973b408fa-300x225.jpg)
赤坂にある日枝神社。
この日枝神社の総本社は実は東京ではなく滋賀県にあります。
比叡山にある日吉大社です。
その証が日枝神社の鳥居にも表れています。
日枝神社の鳥居を注意深く見てみると・・・
![日枝神社の鳥居](http://useful-jp.com/wp-content/uploads/2016/01/1ff4e19b262e0525596383d05f7f30ea-300x225.jpg)
日枝神社の鳥居
鳥居の上部に三角形の形状が表現されていることにお気づきでしょうか?
この三角形の部分は比叡山を表しているのです。
比叡山日吉大社の猿
日吉大社では猿を神様の使いとしています。
比叡山に多く生息する猿を、いつの間にか魔除けの象徴として扱うようになったのです。
「神猿(まさる)」さんと言いますが、「魔が去る」「勝る」という意味を込めてそのように付けられました。
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日枝神社の猿
総本社である日吉大社で猿を神様の使いとして扱っているため、日枝神社でも「神猿」様を大切に扱っています。
これが多くの神社で狛犬がいるところに猿がいる理由です。
日枝神社の「神猿」様はこちらからご覧になれます。
山王日枝神社の神様のお使い お猿さん(申)
日枝神社の「神猿」は、日吉大社のところで説明したように
「魔が去る」
「勝る」
という意味を含んでいますが、さらに”猿”を音読みすると”えん”と読めるということで、縁結びにもご利益があるとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?日枝神社の猿は総本社の日吉大社が比叡山の猿を神様の使いとして扱うようになったことに由来するものでした。
「神猿」様は
「魔が去る」
「勝る」
「縁」
という意味が含まれており、いろいろなご利益が期待できる、有りがたいお猿さんでした^^
日枝神社はこちらになります。
興味を持たれた方は参拝されるのと良いかもしれません。
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