七五三の起源と千歳飴の由来や雑学
2016/09/18
千歳飴と言えば、七五三の時期にもらうことができる飴ですよね。
神社でもらうことができる、鶴亀や松竹梅の模様が入ったものを見ると、とてもテンションが上がります。
子供が千歳飴を持って着物を来て歩く姿を見ると、とても気持ちが安らぐものですよね。
では、この七五三の機嫌や千歳飴の由来についてはどのようなものなのでしょうか。
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七五三の起源
七五三が始まったのは、江戸の5代将軍徳川綱吉が子供の長寿を願って始めたという説が有力となっています。
これが庶民の間に広まったとされているのです。
千歳飴の由来
この千歳飴ですが、七五三のお宮参りをするときに神社でもらうものです。
これは、子供が食べるものと思われがちなのですが、実はそれだけではありません。
七五三のお宮参りのお土産の縁起物として、子供の成長を祝い、長生きすることを祈りみんなで食べるものです。
七五三における千歳飴の由来には、諸説あります。
江戸の元禄時代、浅草にて飴売りの七兵衛さんが、紅白の棒状の飴を売り歩いたことが始まり、または慶長20年に、大阪の平野甚右衛門という人が江戸に出て、浅草の境内で売り始めたと言う説もあります。
千歳飴というのは、江戸時代の子供たちの長寿を願うと言う意味で、長く細く、そして紅白の棒状となっており、年の数だけ袋に入れるものです。
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千歳飴の雑学
実は千歳飴のサイズには規定があって、直径が14.5ミリ以内、長さが1メートル以内という規定があるのです。
袋のデザインは縁起の良いものが使われています。
ちなみに、千歳飴というのは、その長さもあって、実は子供にとってはなかなかに食べにくいものです。
節分で食べる恵方巻は切るのは縁起が悪いですが、千歳飴を折るのはどうなのでしょうか。
実際、切るとか折るとかについては特に決まりがないとは言われています。
実際、長寿を願うものですから、子供にとって負担のある食べ方をさせても酷なものです。
ですから、別に溶かしたり切ったりしても問題はないと思われます。
例えば、電子レンジで柔らかくしてしまっても食べやすくなりますし、食べているときに事故が起こるのも未然に防ぐことができるはずです。
そして、もしも余ってしまったらどうするかということです。
千歳飴は、でんぷん、砂糖、米飴、水飴などでできていますから、温めれば柔らかくなりますし、水に溶かすこともできます。
素材自体が優しいものですから、好きな使い方で料理に加えてあげるのもいいでしょう。
一緒に子供の長寿も祝ってあげるといいかもしれませんね。
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