コウノトリが赤ちゃんを運んでくるとはどういうことか
子供がたまに聞いてくることがあると思います。赤ちゃんはどうやってできるのかということを。
もしもこうした質問をされたときにはどのような受け答えをするべきでしょう。
大体思いつくのが、コウノトリは赤ちゃんが運んでくるというものです。実際、どうしてコウノトリが赤ちゃんを運んでくるというところはあります。
このように言われるようになったのは、果たしてどのようなことが理由なのでしょうか。
コウノトリが赤ちゃんを運んでくるとは

日本では、内親王誕生を待ちわびているマスコミに対して、皇太子が、コウノトリの機嫌が悪いと言っていたそうです。
実際、この言葉は日本人の生活の中にも良く知られているところなのですが、実は世界的に認知されているところがあるのです。
特に、西洋においてはコウノトリは赤ちゃんを運んでくる鳥として有名なところはあるのです。
しかし、実際には西洋では赤ちゃんを運ぶ鳥はシュバシコウという種類の鳥です。
これは、西洋の迷信が間違って伝わったものであるとされています。
日本でコウノトリと呼ばれているのは、幸の鳥とも読めるからだとも言われています。
シュバシコウが赤ちゃんを運んでくると言われているのは、ドイツからきているもので、子供ができない夫婦の家の屋根にある煙突にシュバシコウが巣を作り始めたわけですが、さすがに始末するのはかわいそうということで、その夫婦は煙突を使わないように心配りをしたと言います。
そして、そのおかげかシュバシコウは煙突に巣を作ることができましたし、卵を温めることができたことから、見事にひなが孵ったというわけです。
すると、子どもができないと悩んでいた夫婦の間に、子供ができたというではないですか。
そうしたことから、シュバシコウが赤ちゃんを運んでくるという伝説が生まれたと言われています。
まとめ
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要は、元々はシュバシコウが子供を授けてくれるというところから始まったのが、日本でコウノトリと間違って伝わってしまったというわけですね。
この辺りが今では認知されているところだとしたら、とても興味深い話です。
ただ、今から赤ちゃんを運んでくるのはコウノトリではありませんでした、というわけにはいかないのでしょう。
色々と言われているところはありますが、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるというのは、ある意味では正解であると言ってもいいのかもしれません。
世界の伝説というのも色々とあって興味深いものです。
こうした話を探してみるのも面白いかもしれませんね。
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