ノーベル賞日本人候補2015

2015/09/26 2016/09/18

毎年10月はノーベル賞の各賞受賞者が発表されます。

世界のトップレベルの研究者だけが受賞できるノーベル賞。
そのノーベル賞を日本人が受賞すると我が事のように嬉しく感じるのは私だけではないと思います。

さて、2015年は日本人がノーベル賞を受賞できるでしょうか？
ノーベル賞受賞候補の日本人を見ていきたいと思います。

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21世紀の自然科学系ノーベル賞ランキング：日本は2位

ノーベル賞晩さん会会場

21世紀に入り、日本はノーベル賞受賞者が増えてきています。
実は自然科学分野（物理学・化学・医学生理学）のノーベル賞受賞者数のランキングでは世界で2位なのです。

自然科学系ノーベル賞受賞者数（21世紀）
1位　アメリカ合衆国　53名（物理学18化学19医学生理学16）
2位　日本　　　　　 12名（物理学3化学8医学生理学1）
3位　イギリス　　　 10名（物理学2化学0医学生理学8）

2014年度は赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏がノーベル物理学賞を受賞しています。
これだけ高い研究力をもっている日本ですから、2015年も期待して良いかもしれないですね。

ノーベル賞候補：トムソン・ロイター引用栄誉賞

アメリカの文献情報会社トムソン・ロイターはトムソン・ロイター引用栄誉賞をノーベル賞受賞者発表前のタイミングで発表しています。
トムソン・ロイター引用栄誉賞は2002年から2014年までに238名であり、そのうちノーベル賞を受賞したのは37名となっており、高いノーベル賞受賞率のため、ノーベル賞受賞を予想する人々から注目されます。

トムソン・ロイター引用栄誉賞は2002年から毎年授与される賞となっており、論文が他研究論文からどれだけ引用されているか（被引用）の数に基づき上位0.1%を抽出し、さらにいくつかの選考プロセスを経て受賞者が決定されています。

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トムソン・ロイター発表　日本人ノーベル賞候補2015

トムソン・ロイターが発表した2015年のノーベル賞候補は16名となっており、医学生理学賞分野において次の2名の日本人が含まれています。

■医学生理学賞
森和俊(57)　京都大学教授

日本の生物学者。薬学博士（京都大学）。京都大学大学院理学研究科教授。専門は、分子生物学、細胞生物学、生物物理学。岡山県倉敷市出身。
テキサス大学博士研究員、エイチ・エス・ピー研究所主任研究員などを経て、1999年京大助教授、2003年同教授。細胞内の小胞体で作られた不良品のたんぱく質がどのように感知され、処理されるかを明らかにした。

（引用元：Wikipedia）

坂口志文（64)　大阪大学特別教授