大曲の花火は花火師日本一決定戦in秋田県大仙市

2015/08/12 2015/08/12

夏の風物詩、全国高校野球選手権大会。
全国の高校球児が日本一をかけて熱戦を繰り広げます。

そして同じく夏の風物詩である花火。
そんな花火にも高校野球同様に日本一をかけて戦う大会があるのをご存じでしょうか？
舞台は兵庫県の甲子園、、、ではなくて秋田県大仙市です^^

大曲の花火はどのような花火大会なのか？

花火師の間で最も権威ある花火競技大会、それが大曲の花火です。
全国から花火師集まり、自らが作った花火を打ち上げ競い合う形式で実施されます。

大曲の花火では、「内閣総理大臣賞」をはじめとして「経済産業大臣賞」「中小企業庁官賞」「文部科学大臣奨励賞」といった数々の権威ある賞が授与されます。
これらの賞を巡り、花火師達が本気で競い合うのです。

花火の打ち上げ数は18000発、観覧車数は70万人以上にもなります。
長岡まつり大花火大会、土浦全国花火競技大会と共に、「日本三大花火大会」の１つと称されています。

歴史

大曲の花火は明治43年に初めて競技大会として開催されました。
100年以上の歴史を誇る、由緒正しき競技大会です。

開催日程・開催場所

開催日程は8月の第4土曜日となっています。
開催場所は秋田県大仙市大曲花火大橋付近雄物川河畔となっています。

交通手段

電車の場合
JR秋田新幹線大曲駅から徒歩で30分となります。

車の場合
秋田自動車道大曲ICから国道105号を大曲橋方面へ車で7kmとなります。
当日は交通規制がありますので、交通規制情報をご確認ください。

見所

大会は「昼花火の部」、「10号玉の部」、「創造花火の部」の3部構成となっています。
それぞれの部で違った花火を楽しめるのが他の花火大会にはないところです。

・昼花火の部
光ではなく色煙で模様を競い合います。
昼花火の競技は全国でも大曲の花火だけとなっています。
・10号玉の部
10号玉2発の美しさを競い合います。
・創造花火の部
従来型の花火を打ち破った花火を競い合います。

また、大会から提供される花火も名物となっています。
大会提供花火がどのようなものかはこちらの動画をご覧いただけると良いかと思います。

2013 大曲の花火大会提供花火「 Mission あ」

まとめ

全国から集まった一流の花火師達が全国一を競い合う大曲の花火。
内閣総理大臣賞をはじめとする権威ある賞が授与されるので、ガチンコ対決を楽しむことができます。

おまけに大会は3部構成。
光ではなく色煙を楽しむ昼花火の部。
芸術性を楽しむ10号玉の部。
従来型の花火を打ち破った花火を楽しむ創造花火の部。
３つの異なる種類の花火を堪能することができてしまうんです。

夏の花火の締めに大曲の花火に行ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。

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