どうして食欲の秋と呼ばれるの?
2016/09/18
何でもおいしいから、食事の量もついつい増えてしまうこともあるでしょう。
こうしたときには、「食欲の秋だから仕方がない」と言ってしまうこともあるでしょう。
気が付いたときにはもう太ってしまっているということもあると思われます。
しかし、秋になると食欲がどうしても増進してしまうところがあるわけですが、これはどうしてなのでしょうか。
収穫の秋が来たらおいしいものがたくさん出てくるからでしょうか、夏の暑さが無くなって体調が良くなるからでしょうか、確かにこうした要因も人によってはあると思われます。
ですが、実はそれよりも更に大きな要因があるのです。
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季節の変わり目が及ぼす影響
季節の変わり目には体調が変わりやすい、特に不調になることが多いのですが、暑い夏から秋、そして冬へと移行することになると、これもまた季節の変わり目と言ってもいいでしょう。
そして、気温や気圧、そして湿度などが変わることは、実は人間の身体にとって想像以上に大きな影響を及ぼしているのです。
この環境の変化に対しては、うまく対応することができなければ体調を崩してしまうこともあるわけです。
実際、夏から秋になってすぐに風邪をひいてしまう人がいるのではないでしょうか。
これは冷えの影響によるもので、身体が寒さに慣れていないことに対して、夜は急に気温が下がることがありますから、免疫力が低い人は特に気を付けなくてはならないのです。
臓器へのダメージ
また、身体に対して急に来る冷えは、泌尿器や腎臓にもダメージが来る可能性があります。
にもかかわらず、腎臓の仕事は多く、水分に塩分、それに老廃物や酸など様々なものを排出させる役割をしなければなりません。
しかし、秋の腎臓には、夏の間には汗として放出されていたこれらのいらない成分を自力で排出させなくてはならないという仕事が待っているのです。
ですから、気温が下がった場合には汗をかかなくなり、その分が尿に回ってくるわけですが、夏までは汗と一緒に排出されていた分がなくなるため、腎臓の仕事が一気に増えてしまうわけです。このようなところで早速対応ができるわけではなく、胃酸を増加させてしまう原因となるのです。
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胃酸の増加が食欲を増進
そして、この胃酸が増えるというのはどういうことでしょう。
実は胃酸が増えることによって食欲が増進されます。
食欲の秋が何故起こるのかというのは、要は、汗が出なくなることで腎臓の負担が増えたことにより、尿で排出しきれなかった酸が胃酸として放出され、それが食べものをすぐに消化してしまうことにより、すぐにお腹が空いてしまうと言うことだったのです。
少し意外かもしれませんが、食欲の秋が何故起こるのかというのはこういうことです。
なるべく汗をかいて、老廃物を体外に出して体の負担を少なくしてあげることが大切になるでしょう。
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